最終更新日 2024年4月18日

アンケートの流れ

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はじめに、アンケートを実施する目的やゴールを明確に設定します。アンケートでどのようなデータを収集すれば目的が達成されるのかを考えましょう。目的とゴールが決まれば、次は実施するアンケートの種類を決めます。定量調査定性調査のどちらにするのかを決めましょう。

調査結果に基づいて調査レポートを作成し、振り返りを行いましょう。調査結果を踏まえて改善点を見つけることが大切です。この記事では、アンケート結果のまとめ方や集計・分析方法などを解説します。アンケート結果のまとめ方のポイントが理解できるようになるでしょう。

アンケートの集計方法

アンケートの集計方法には、主に3つの方法があります。

単純集計

単純集計は、各質問に対する回答を集計する最も基本的な方法です。回答内容を個別に集計し、回答数や割合などを算出します。簡単に集計でき、全体像を把握しやすいことがメリットです。詳細な分析はできず、回答者の属性(性別、年齢、職業など)との関連性などは分析できないことがデメリットになります。

単純集計は基本的な情報を把握するのに便利ですが、より深い理解や詳細な分析を行うには限界があります。

クロス集計

クロス集計は、複数の質問の回答を組み合わせることで、より詳細な分析を行う方法です。単純集計では見えてこない、回答者の属性と回答傾向との関係性が明らかになります。詳細な分析ができ、回答者の属性との関連性などを分析できることがメリットです。

複数の質問の回答を組み合わせて集計する必要があるため、集計作業が複雑になり、分析に時間がかかることがデメリットになります。

自由記述集計

自由記述集計は、自由記述回答を項目ごとに分け、各項目の回答数を集計する方法です。回答者の意見や考えを分析するのに適します。回答者の生の声を分析でき、顧客満足度やニーズを把握できることがメリットです。

自由記述回答の結果を項目ごとに分別して集計する作業は手間がかかり、分析に時間がかかることがデメリットになります。

アンケート結果のまとめ方

アンケート結果のまとめ方として、以下が挙げられます。

円グラフ

円グラフは項目ごとの割合や比率を視覚的に表現するのに適します。特定の項目が全体に占める割合を直感的に理解できます。全体が100%になる単一回答に適しますが、2つ以上の項目を選択でき、全体が100%にならない複数回答には適しません。

棒グラフ

棒グラフは項目ごとの数量や人数などを視覚的にわかりやすく比較するのに便利です。各項目の棒の高さを比較することで、他の項目との差異や傾向が明確にわかります。棒グラフは単一回答だけでなく、複数回答の集計結果を可視化するのに適します

帯グラフ

棒グラフと同様に、項目ごとの数量などを比較するのに使えるグラフとして、帯グラフがあります。帯グラフは、棒グラフを横に寝かせたような形をしており、単一回答のクロス集計の結果を表示するのに適します。円グラフと同様に、全体が100%にならない複数回答には適しません。

散布図

散布図は作業時間と生産性など、2つの項目(変数)の関係性や相関関係を示すのに適します。2つの項目を縦軸と横軸にとり、データポイントを点で打ち(プロットする)、2つの項目の相関関係を視覚化して把握するのに役立ちます。

折れ線グラフ

折れ線グラフは時間や連続したデータの変化を可視化するのに適します。株価の推移や売上の推移など、データの増減や傾向をわかりやすく表現できるのが特徴です。複数の折れ線グラフを表示させ、複数のデータ系列を比較するのにも役立ちます。

チャート

チャートレーダーチャート)は、複数の項目を同時に比較するために用いられるグラフです。各項目はグラフの中心から放射状に伸びる線で表され、別名スパイダーチャートとも呼ばれます。蜘蛛の巣に似ていることが名前の由来です。複数の項目を一つのグラフにまとめられ、各項目の値を視覚的に比較できます。項目間のバランスや傾向を把握するのにも役立ちます。

エクセルでのアンケート結果のまとめ方

エクセルでアンケート結果をまとめるには、アンケート結果をエクセルに入力することから始めます。各列に、質問項目や回答選択肢、回答数などを入力します。回答選択肢はコード化しておくと便利です。

アンケート結果を入力できれば、COUNTIF関数SUMIF関数などを用いて回答数を集計します。これにより、各回答の出現回数や合計などを把握できます。

データの傾向や分布を視覚化して理解しやすくするために、集計結果をもとに、棒グラフや円グラフ、折れ線グラフなどのグラフを作成します。グラフを見やすくするために、グラフタイトルや軸ラベルなどをわかりやすく設定しておきましょう。これにより、読み手がアンケート結果を理解しやすくなります。

グラフや集計結果を分析し、アンケート結果から得られる洞察をレポートにまとめ、マーケティングなどに活用しましょう。

アンケート調査のビジネスでの活用事例

アンケート調査はビジネスにおける戦略の策定や意思決定に役立ちます。ここでは、アンケート調査のビジネスでの活用事例を解説します。

顧客満足度調査

顧客満足度調査は、顧客が商品やサービスに満足しているかどうかを評価するための調査です。顧客満足度調査を行うことで、顧客のニーズや要望を把握でき、サービスの改善点などが見えてきます。

顧客満足度を調査するには、5段階の評価を用いた定量的な質問を含むアンケート調査が有効です。例えば、1から5までの評価で「サービスに満足していますか?」や「商品の品質はどう思われますか?」などの質問をするとよいでしょう。これにより、客観的な数値データを収集でき、顧客満足度を定量的に評価できます。

コンセプト受容性調査

コンセプト受容性調査は、新しい商品やサービスのコンセプトが消費者に受け入れられるかどうかを評価するための調査です。消費者の反応や意見を収集し、商品やサービスの開発やマーケティング戦略の決定などに役立ちます。

コンセプト受容性調査をする際は、「この商品のコンセプトが理解できましたか?」や「この商品を購入したいと思いますか?」など、新しい商品やサービスのコンセプトに関する理解度を調べる質問をするとよいでしょう。

アンケート調査を実施することで、新しい商品やサービスのコンセプトが市場で受け入れられるかどうかがわかり、開発やマーケティング戦略の方向性を決定できます。

ブランド認知度調査

ブランド認知度調査は、ブランドや企業の認知度やイメージを評価するための調査です。消費者にブランド名やロゴ、広告などに関する質問を行い、ブランドの知名度やイメージなどを把握します。

ブランド認知度調査は、ブランド戦略を策定したり、マーケティング活動の効果を測定したりするために有効な調査方法です。ブランド認知度調査では、「次のブランドについてどの程度の知識をお持ちですか?」や「このブランドに対する印象はどうですか?」などの質問をするとよいでしょう。

アンケート調査を実施することで、ブランドの認知度やイメージ、顧客のブランドへの関与度などがわかり、ブランド戦略の立案やマーケティング活動の改善に役立ちます。

まとめ

ビジネスを改善するための貴重な情報源となるアンケート調査は、調査結果や分析結果をまとめることが重要です。まとめた資料は、市場の動向や顧客のニーズを把握したり、戦略を策定したりする際に役立てることができます

単純集計・クロス集計・自由記述集計の主な3つの方法からアンケートを集計し、目的や用途に合わせてエクセルなどのツールを活用して、円グラフや棒グラフなどのわかりやすいまとめ方をするようにしましょう。

アンケート結果をビジネスの場面で役立てる際は、顧客満足度調査やブランド認知度調査を行うことで、ビジネスにおける戦略の策定や意思決定につなげることができるでしょう。

また、アンケート結果の集計やまとめをアウトソーシングに委託することによって、コア業務により専念できるようになるなど、人的コストの削減も期待できます。

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